つい先日の話しですが、20年以上購入しつづけた超有名漫画雑誌である「週刊少年ジャンプ」を卒業することにしました。
わたし自身、小さな頃から少年ジャンプが大好きで毎週毎週楽しく過ごさせていただきました。
生きていく中で救われたこともあったし、何度も興奮の渦へ飲み込んでくれたことには本当に感謝しています。
36歳になったわたしが、少年ジャンプを卒業した5つの理由をお話ししていきたいと思います
脱・少年ジャンプ!購入をやめた5つの理由
ここからは、わたしが少年ジャンプの購入をやめた理由をお話ししていきたいと思います。
- 単純に面白くなくなったから
- 見る時間がなくなったから
- 読みたいものはコミックを購入してるから
- お金がもったいないと感じだしたから
- なんとなく周りに言いにくいから
単純に面白くなくなったから
これが最大の理由となっています。
やはり面白ければそのまま購入を続けていたと思います。そうならなかったのは、単純に面白くなくなったから。こればっかりは仕方のない部分なのかなと感じています。
ここ最近のジャンプで読んでいたものは「ワンピース」「呪術廻戦」のみとなっていました。他の連載作品を読んでいてもほぼ流し見をしてしまう始末。数年前まではこんなことはなかったのにと過去を振り返ったりしてました。
結局のところ、自分の感性の問題なのか?それともジャンプに面白い作品が少なくなってしまったのか?それはわかりませんが、とりあえず面白いと思う作品がほぼない状態となりました。
見る時間がなくなったから
これも大きな理由のひとつです。
数年前から、ジャンプを読む時間を作ることが難しくなっていきました。以前は月曜が楽しみで楽しみで仕方なく、仕事終わりにジャンプを買って帰るのが生きがいの時期もあるほど。
そして、ジャンプを読み終わった瞬間なんかは、ある種の興奮状態によくおちいっていたものです。しかし、ここ数年は月曜にジャンプを読むということ自体がなくなりました。
日常生活の中で、優先する順位が変わってしまったのが大きいのかなと思います。
それは一人暮らしをした時、彼女が出来た時、結婚した時、仕事が忙しく頭の中が疲れ果てていた時などなど。
もしかすると、読む時間についても面白い作品があればなんとか時間を作って読んでいたのかもしれませんが。
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読みたいものはコミックを購入してるから
これはもしかすると、ジャンプ読者に限らず漫画雑誌を購入する方のあるあるかもしれませんが、わたしは好きな作品であればコミックも購入しています。
ジャンプ作品の中では「ワンピース」「呪術廻戦」「ハンターハンター 」のコミックを購入。
結局のところ、あとで読み返したくなるほどの作品であれば、コミックを購入したくなるのが読者心理だと思います。
そんな中で、少年ジャンプの読む作品をまた後でコミックも購入するとなれば、ジャンプを毎週買う意味を見出せなくなったからです。
ちなみにわたしは電子書籍派です。電子書籍だと前の号のジャンプを読むのがすごく簡単です。なので積みジャンプなるものが起きたりしていました。
最終的にジャンプを卒業しようと決めた時は、約2ヶ月分のジャンプが積まれていました。
これはもうコミックを買うだけでいいんじゃないか?そうなるまでは早かったと思います。
お金がもったいないと感じだしたから
うえで話した、ジャンプを卒業する3つの理由があるなかで、卒業する最後の後押しをした理由です。
面白くない、時間がない、読みたい作品はコミックを買う。じゃあ毎週ジャンプに使うお金がもったいなくないか?
色々と考えを巡らせますがそんなに時間はかからず、もったいないとしか思えなくなりました。わたしは電子書籍派で毎月のサブスク代金は960円です。年間にすると11520円です。
そのお金があれば他の読みたいコミックが購入出来たりするし、大体月に2冊程度の新作コミックが買えると思うと、なんだかいてもたってもいられなくなりました。
この考えをした時、わたしはiPhoneのサブスクページを開き、そっとジャンプのサブスクをやめるボタンを押していました。
なんとなく周りに言いにくいから
最後の理由は、ある意味で強引であり、ある意味で自分の感覚が変わってしまったんだなと感じた理由です。
これは数年前から言われていたことですが、「いつまでジャンプ買ってるん?」こういうことを言ってくる人が一定数周りにいました。
わたしは気にせず「別に面白いからいいやん」と相手にする訳ではなく、軽い言葉で返していました。
それがここ数年。ジャンプの中で定期的に発生しているアニメ化の波。「マッシュル」「アンデッドアンラック」「夜桜さん家の大作戦」「逃げ上手の若君」などがアニメ化しています。ジャンプで当然ながら読んだりしていましたが、本当に面白いと思えなくなってしまいました。
なんだったら「夜桜さん家の大作戦」や「マッシュル」なんかは子供向けと思ってしまって、そのイメージも頭から取れず・・・。
そしてその作品がアニメ化となり、多くの人の目に入り、これがジャンプなん?これが面白いん?と言われるのが少し嫌になってしったのです。
(実際にそこまで言ってくる人はいませんが)
メディアミックス作品がこういう形で自分へ影響してくるなどとは考えていませんでしたが、あれがジャンプなんだって思うと少し恥ずかしい感情に。
「なんとなく言いにくくなってきた」これが自分の中の感覚の大きな変化なんだなと感じました。
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36歳で少年ジャンプを卒業したことについて
昔のネットニュースですが、「35歳で少年ジャンプを卒業する人が多い」という記事を20代後半の頃に話題になり聞いたりしましたが、わたしは素直に「そんなバカな、ありえない」と思っていました。
しかし、今こうやって少年ジャンプを卒業したことについては、何も言い返せないなんともいえない感情です。
35歳という年齢の時に起きる変化は、生活環境が著しく変化している真っ只中というタイミングだと思います。
わたし自身も色々な事が起きましたし、自分の中での面白いという感覚が変化していったのも確かです。漫画が嫌いになった訳ではなく、ジャンプ作品に魅力を感じなくなってきたのです。
その証拠に今でも多数の漫画を読み漁っています。最近ハマっている漫画は「アンダーニンジャ」「ザ・ファブル」「トリリオンゲーム」「九条の大罪」「夏目アラタの結婚」などなど代表的なものを上げていきましたが、どう考えても今のジャンプとは違う作品ばかりです。
こんな感じで、読む漫画も高齢化しています。
どうでもいいと思うけど、上で紹介した3つはめちゃくちゃ面白いやつ。特にトリリオンゲームはアイシールド21の原作をしてた人の作品。
年齢とともに自分の感覚が変わっていくことはよくあること、とはいえ「ワンピース」や「呪術廻戦」は相変わらずめちゃくちゃ面白いし、「ワールドトリガー」や「僕のヒーローアカデミア」も面白い。
他にも、少年誌と呼ばれるもののなかで面白いと思えるもは多数あるだろうけど、わたしはここで一旦少年ジャンプとはお別れしようと思います。
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少年ジャンプの購入をやめたあとに得たもの
- お金
- 時間
- 読まなくていい解放感
少年ジャンプの定期購読(サブスク)を解約した瞬間は、なんとなく寂しい気持ちにもなったのですが、その感情も時間の経過とともに落ち着いてきました。
わたし自身は漫画が大好きだし、これからも面白い漫画と付き合っていきたいと思います。永遠にお別れをする誓いという訳ではないので、もしかしたらまたジャンプを読み始めるかもしれませんが、よっぽどのことがない限りはなさそうです。
月曜日はウキウキしながらジャンプ片手に家路につくのが大好きでした。いままでありがとう。自分で書いておきながら少し悲しいな。